Q&A

中高一貫教育について

Q1-1 : 中高一貫教育校の意義や利点は何ですか。

A 次のような利点があります。

  • 6年間の計画的・継続的な指導により、効果的な教育ができます。
  • 生徒を継続的に把握することにより、優れた才能の発見や生徒の個性の伸長がより可能となります。
  • 中学校1年生から高校3年生までの幅広い年齢集団による活動が行えることから、豊かな社会性や人間性を育成することができます。

Q1-2 : 6年間でどのような生徒を育てますか。

A 「郷土から未来に発信できる人間の育成」を目指し、「豊かな未来を創造する力」を育てます。

  • 6年間の教育目標として「合理的な思考」「積極的な行動」「豊かな情操」を掲げ、中学校においては「確かな理数の学力」「豊富な体験」「幅広い人間性」を身につけることを大切にしています。

Q1-3 : 学校の特色は何ですか。

A 併設中学校から田辺高校自然科学科に接続し、6年間の中高一貫教育を実施します。

  • 理科、数学を中心に基礎から発展まで、充実した学習を行います。
  • 学校独自教科「表現」をとおして実践的コミュニケーション能力を育てます。
  • 中・高の教員の連携による、6年間を見通した中高一貫教育を推進します。

Q1-4 :中学校はどのような教員が担当するのですか?

A 中学校の教員と高校の教員が連携しながら授業を担当しています。中学校の学級担任は中学校の教員です。職員室は中高で同じ部屋になり、より連携が密になっています。

Q1-5 : 併設中学校の校舎は新しく建設されるのですか。

A 田辺高校の東棟を併設中学校が使用することを基本として検討しています。芸術、理科、家庭等の特別教室や体育館・武道館・図書館・プールなどの施設は、高校と共同で使用します。

 

 

教育課程や学習の進め方について

Q2-1 : 併設中学校ではどんな教科があるのですか。

A 他の公立中学校と同じ教科(9教科)に加えて、「表現」と「実験理科」という教科があります。また「演習数学」では発展と標準に分かれて授業を進めます。

Q2-2 : 「表現」の具体的な学習内容を教えて下さい。

A 自分の考えを正確に伝える力やコミュニケーション能力を高めるために「読む・聞く・書く・話す」の活動を発展させます。また、ルールに基づいて意見討論を行うディベートなどにより、様々な自己表現能力を養います。

Q2-3 : 「実験理科」の具体的な学習内容を教えて下さい。

A 物理・科学・生物・地学の各領域に関する実験や観察を行い、科学における興味・関心を高めます。高校教員も関わりながら、校外における学習活動もとり入れます。

Q2-4 : 授業のレベルやスピードについてはどうですか。

A 授業は、生徒の理解力にあわせて進めます。また、豊富な授業時数を確保し、くり返し学習をとおして基礎学力の定着を図ったり、発展的な内容を扱います。

  • 各教科で宿題の課題が出され、小テストもあります。ひとつひとつのステップを確実に身につけていけるように計画されています。

Q2-6 : 中学校において、高校の授業内容も学習するのですか。

A 中高の一貫した学習をより効果的なものにするため、中高にわたって学習内容を精選し無理や無駄のない6年間となるよう工夫を図っていきます。したがって、併設型中学校においては学習指導要領の特例の範囲内で、中学校において、一部、高校の学習内容にもふみこみ発展的な内容として取り入れていきます。

Q2-7:1年間の授業時数は多いのですか。

A「学習指導要領」には、授業時数について平成24年度から年間1015時間を標準とすると記されていますが、田辺中学校では1085時間程度の確保を予定しています。高校と同様の授業日に毎日6時間の授業を実施することになります。

  • 授業日数は高校と同様とし、8月中に2学期の始業式を行います。ちなみに、各教室には冷房の空調設備が整っています。

Q2-8:学校行事は、中高合同で行うのですか。

A 文化祭、体育祭や芸術鑑賞など高校と合同で実施するものと、校外学習、修学旅行や遠足など中学校が単独で行うものを予定しています。

Q2-9:使用する教科書を教えてください。

A 田辺中学校で使用する教科書は下記をご覧ください。

(田辺中学校)使用教科書のサムネイル
田辺中学校 使用教科書

 

学校生活や部活動について

学校生活

Q3-1 : 毎日の始業や終業の時間を教えてください。

A 予鈴は8:20で、朝の会は、8:25から行います。終わりの会の終了は15:30、そうじ終了は15:50を予定しています。

Q3-2 : 通学の手段や方法についてはどう考えればいいですか。

A 本校には、県内のどこからでも入学することができます。通学方法については各家庭でお考えいただくことになります。特に自転車での通学区域を指定することは行っていません。体力や安全面を充分御配慮のうえ、各家庭で判断してください。

Q3-3 田辺高校の寮に中学生は入れますか?

A 中学生用の寮はありません。下宿等は、各家庭の判断でお願いします。

Q3-4:通学時の事故等に対する保険制度はありますか。

A 日本スポーツ振興センター(学校の管理下における生徒の負傷・疾病・傷害又は死亡等の災害に対して災害共済給付を行う法人)への加入を入学後案内します。

Q3-5 : 昼食はどのようになりますか。

A 中学生は、弁当の持参を基本とします。各家庭で弁当が用意できないときは、生徒ホール(食堂)を利用することも可能です。

部活動

Q4-1 部活動は説明した以外にはないのですか。

A 部活動は、卓球、陸上、剣道、バスケット(女子)、サッカー、新体操、ソフトテニス、文芸、合唱、吹奏楽、書道、生物、美術、囲碁将棋、英会話です。施設面や中高で活動できる状況から設定しました。

Q4-2 : 部活動は、高校生と一緒に行うのですか。

A 中学校で開設する部活動については、中高合同で活動クラブと、中学校独自で活動している部があります。運動部活動においては、中体連の大会には個人種目はいうまでもなく、団体種目でもチームが組めれば参加することができます。

 

 

授業料や費用について

Q5-1 : 県立の中学校ということは、授業料が必要ですか。

A 併設中学校は、公立の義務教育学校ですから、入学金や授業料は必要ありません。
ただし、諸費用は市町村立の中学校と同程度必要になります。

Q5-2 : 集金の度、お金持ち歩くことになり、不安ですが。

A 本校では、あらかじめ指定の金融機関に口座を設けていただき、毎月口座振替にて集金する予定にしています。

Q5-3 : 制服はどのようになっていますか。

A 男子は黒の詰め襟の学生服で女子は田辺高校と同様の黒のスーツです。
ただし、女子のネクタイの色はえんじ色で、男女とも、中学校の襟章とボタンを付けます。
女子の夏服はセーラー服で襟のラインはえんじ色です。

Q5-4 : 就学にあたっての補助や援助が受けられますか。

A 義務教育の就学援助制度があります。一定の基準により市町村で認定を受けることになります。この制度のもと、補助対象に認定されると、学用品、修学旅行、校外活動などについての援助が受けられます。

  • また、高等学校には、授業料減免や奨学金制度があります。

 

 

進路について

Q6-1 : 中学校で卒業式は行いますか。

A 入学式同様、卒業式も行います。

Q6-2 : 中学校卒業後の進路は、どうなりますか。

A 卒業後は、田辺高校自然科学科に進学します。その際、入学者選抜検査を受ける必要はありません。

Q6-3 併設中学校から田辺高校普通科へ進学することはできますか。

A 併設中学校からは、自然科学科に進学することになります。普通科へは進学することはできません。

 

 

適性検査について

Q7-1 適性検査とはどういう内容のものですか。

A 小学校で学んだ基礎的な力に基づき、自然や身近なことがらについて、考えたり、まとめたりする力をみるものです。

Q7-2 適性検査の内容は県立中学校で共通のものですか。

A 共通の問題と、各学校独自の問題があります。

Q7-3 合否判定はどのように行われますか。

A 適性検査、作文及び面接の結果、並びに小学校長が作成した調査書を資料とし、入学志願者の意欲や適性等を総合的に判断し、入学予定候補者(合格通知受領者)を決定します。

Q7-4 出身地(遠方)による合否判定の不利はないですか。

A 居住地や居住地や出身小学校により判定基準が異なることはありません。

Q7-5 志願者数、倍率の公表をして頂けますか。

A 出願を締め切った後、出願状況が県教育委員会から公表されます。

Q7-6 欠員補充がないと言うことを確認する方法があればありがたいです。

A 欠員補充は期間を定めていますので、その期間が過ぎればないとご理解ください。

Q7-7 適正検査の解答例はすぐHPで公表されますか。

A 本校のホームページで、適性検査が終わった後、公表されます。

Q7-8 調査書の用紙はいつ担任の先生に渡すといいですか。

A 小学校の担任の先生に相談してください。

Q7-9 願書と受検票の写真はデジタルカメラで撮影したものでもいいですか。

A 志願者本人が確認できる写真であればかまいません。


校歌

和歌山県立田辺中学校 校歌 「君 新しき世界を拓け」 作曲者 原盾二郎先生 伴奏 田辺高等学校合唱部による演奏

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教育目標

本校教育の特色 田辺中学校から田辺高等等学校自然科学科へ接続する中高一貫教育 ○一人ひとりの目標にむかって6年

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スクールプラン

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いじめ防止基本方針

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学校運営協議会

田辺高等学校ホームページに掲載しております。

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併設中学校から高等学校への接続

  自然科学科 紀南地方の豊かな自然環境の中で 自然科学の探究を行うことを主な目標としています。 専

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学校評価シート

令和4年度 学校評価シート

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Q&A

中高一貫教育について Q1-1 : 中高一貫教育校の意義や利点は何ですか。 A 次のような利点があります。 6

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